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キャリアデザインに関するコラム
第4回 「メンタリングとは」 1/2
  こんにちは、青山学院ハイコン キャリア開発事業部の高宮です。私は、青山学院ヒューマン・イノベーション研究センター(HiRC)の研究に基づいた、eラーニングにおける学習支援者(eメンタ)として、長年、eラーニングでのメンタリングを行っています。メンタリングは、キャリア理論でも重要な位置づけとなっていますので、今回は、キャリア理論におけるメンタリングについて紹介します。

 メンタリングとは、経験豊かな人(メンター)が未熟な人(メンティ/プロテジェ)に対して、一定期間継続的に行う支援のことを言います。日本では、メンタリングという言葉は、あまり一般的ではありませんが、最近では日本企業でも新人教育にメンタリングを取り入れている企業もありますので、メンタリングという言葉は浸透しつつあります。日本社会における、先輩―後輩の関係に近いものであると言えます。
 メンタリングの語源は、ホメロスによる古代ギリシャの叙事詩オデュッセイアの登場人物メントル(Mentor)にあると言われています。メントルはオデュッセイアの主人公であるギリシャの英雄、オデュッセウスの友であり、オデュッセウスの子、テレマコスの良き指導者として知られています。また、英語版の映画「スターウォーズ」では、ヨーダは「Jedi Mentor」と呼ばれています。この語源にあるように、メンターは、メンティにとって、良き指導者であるという意味が含まれます。

 ボストン大学マネジメント・スクールの教授、ダグラス・T・ホールは、良き人間関係が互いのキャリア発達を促進するとし、個人のキャリアの「心理的成功」に重要な意味を持つ関係性を「発達的関係(development relationship)」と呼んでいます。ホールは、そのキャリア理論で、従来のように従業員のキャリアを組織主導で管理するのではなく、従業員がアイデンティティや適応力を自己責任で発達させることを可能にする機会や柔軟性、人的資源を提供するものであり、組織や管理者やキャリア専門家の役割は、発達的関係を成り行き任せにするのではなく、キャリア発達に必要な人間関係や仕事を取り持ったり、促進させたりするものであるとしています。このような視点からキャリアをとらえる立場を「関係性アプローチ(relational approach)」と呼び、成熟した者が未熟な者のキャリア発達を支援する2者の関係をメンタリング関係といいます。

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キャリアデザインに関するコラム

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